吉岡海底駅 写真館(1)
1995年7月28日撮影。青函トンネル内にある海底駅(実際には災害時の避難設備)のうちの一つ。函館駅から吉岡海底駅で下車し、1時間後に函館駅に引き返すコース(ゾーン吉岡12コース)を利用。当日の函館は猛暑だったが、トンネル内部は湿度が高くどっちにしても最悪だった。飛行機利用者には絶対に縁の無い駅である。
(写真)快速海峡12号車内。ゾーン吉岡12コースの乗客専用の車両である。
海底駅見学のためにはまず"ゾーン539カード"(当時820円)を購入し、何通りかの見学コースを選択する。吉岡海底駅と竜飛海底駅の両方を一遍に見学することはできない。見学時間は50分から2時間とコースによって異なる。
家族連れや子供たちのグループが多く、私のような独り者には違和感を覚えてしまう。車内ではおしゃべりの上手な乗務員が分かり易く概要を説明する。
言うまでもないが、見学者以外は海底駅に降りることはできない。緊急時以外は。
吉岡海底駅



(上)吉岡海底駅 駅名板。
(左)吉岡海底駅 外観(反対側・青森方面ホーム)。竜飛海底駅も似たような外観。
(右)ホーム。右の青い物体は停車中の快速列車。点字ブロック程度の幅しかない。車椅子の方はどうするのだろう、ふと思った。





吉岡海底駅の内部はこんなところ。あまり見通しはきかない。なんだか線路の無い地下鉄のトンネルを歩いているようだった。係員がいろいろ説明しながら案内する。子供がやかましかった。
遠くで工事の音も聞こえた。補修に忙しいのだろう。トンネルがある限り、塩分との戦いに終わりはない。



(左)荒い壁面。(右)天井。パイプなどが何本も伸びる。酸素確保の意味もあるだろう。
(下)海水を引く水路。説明によれば、ここにヒラメなどの養殖を行う施設があり、その為の水路なのだそうな。JR北海道の副業というわけだ。この水路のせいだろうか、トンネル内は湿度が高く蒸し暑い。